特定非営利活動法人 杉原千畝命のビザ

理事長の挨拶


私の祖父である杉原千畝は、第2次世界大戦の中、ヨーロッパのバルト三国のひとつ、リトアニア・カウナスでナチスの魔の手から逃れてきた、多くのユダヤ人難民たちに日本通過ビザである「命のビザ」を発給しました。

祖父の発給したビザにより、約6,000人の人たちが救われたと言われています。それは、ただ単にビザをもらった人たちだけが助かっただけではなく、その後の子孫も含めると何万、何十万人という命を救ったことにもなります。

昨今、人の命が軽視され、人と人とのいがみ合いや国同士の争いが絶えない時代になっています。このような時こそ、祖父が行った人道的行為を後世に伝え、次世代に引き継いでいくことが、この時代を生きる私たちに必要なことではないかと思います。

最後になりますが、私たちの「NPO杉原千畝命のビザ」は、活動を通して、国内はもとより、広く世界中に「命の大切さ」「平和の尊さ」を発信し、広く社会に貢献していきたいと考えています。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

NPO杉原千畝命のビザ
理事長 杉原千弘

 

NPO法人杉原千畝命のビザ
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